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【2025年最新版】建設業向けERPのおすすめ9選比較!選び方や導入するメリットについて解説

【2025年最新版】建設業向けERPのおすすめ9選比較!選び方や導入するメリットについて解説
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建設業向けERPは、建設業特有の案件発生から工事完了までに生じる業務を一元管理・効率化するシステムです。建設業向けERPを導入することで、システム間の統合による情報の一元管理や、経営情報の見える化など、多くのメリットが期待できます。

本メディアを運営するあさかわシステムズ株式会社は、これまで約1,000社以上の導入実績・経験から、建設業向けのERPの選び方や比較ポイントなどを分かりやすくご紹介します。これから導入しようと検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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建設業向けERPとは?

建設業向けのERPとは、建設業特有の案件発生から工事完了までに生じる業務を一元管理・効率化するシステムです。

建設業向けERP

そもそもERPとは?基幹システムとの違い

そもそもERPとは何か?分からない方もいらっしゃるでしょう。

ERPとは、企業全体の経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を一元的に管理・最適化するための統合業務システムです。よくERPと基幹システムが混同されることが多いですが、実は目的や機能面で大きな違いがあります。

基幹システムは会計・人事・販売管理など企業の主要業務(基幹業務)ごとに導入される独立したシステムで、各部門が個別のシステムを用いて自部門の効率化を図る形態です。システム間の連携は限定的であり、いわば「部分最適」を目指すものといえます。

一方、ERPはこれらの複数基幹システムを統合し、企業全体のリソースやデータを一元管理する統合基幹業務システムです。単にシステムを寄せ集めるのではなく、共通のデータベース上で各業務モジュールが密接に連携するため、組織横断の業務効率化やデータ活用が可能になります。

一般的なERPと建設業向けERPの違い

一般的なERPは、企業の基幹業務である会計、人事、在庫管理などを統合するのに対し、建設業向けERPは建設業に特化しているため、JV管理や建設業法に対応した機能が含まれています。

工事案件ごとの収支をリアルタイムで管理し、材料費や労務費などコストを一元集計できるため、赤字工事の早期発見や利益率分析が容易になります。

また、本社と現場間で予算実績や進捗情報をスムーズに共有でき、プロジェクト全体の統合管理が実現します。建設業向けのERPは建設業特有の複雑な管理業務を統合的に効率化する強力なシステムになります。

建設業向けERPの導入のメリット

次に建設業向けのERPを導入することによって得られるメリットを詳しく解説します。

長期利用可能なシステムの構築で、企業基盤の安定化

定期バージョンアップにより常に最新版を利用することが可能なため、長期的に安定利用できる環境を構築します。
建設業に特化したパッケージシステムをベースとしたクラウドを利用することで、業務の継承、属人化の問題を解決します。​

システムの一元管理による業務効率化・残業時間の削減

システムの一元管理により、部門間でバラバラになったデータが集約され、全社で同一データを共有することが可能です。
リアルタイムにデータが反映されるため、本店と支店間のデータの二重入力を防ぎ、情報の正確性や業務処理時間の短縮を実現します。

経営情報の見える化で、経営判断の期間短縮

原価管理と財務会計がシームレスに統合されるため、全部門で同一の情報の共有が可能になります。また、情報の正確性が飛躍的に向上します。
全社業績見込みがリアルタイムで更新されるため、月の決算予想が可能になり、スピーディーな経営判断を実現します。

資材管理とコストの最適化

資材調達から在庫管理、予算管理までの各業務を効率化することで、コスト削減を実現できます。
具体的には、システムによって、プロジェクトの進捗と必要な資材をリアルタイムで把握できるようになり、過剰な調達や不足を防ぐことができるようになります。

業務の標準化、属人化の排除

各拠点・各部⾨で同⼀システムを利⽤することができるので業務ルールを統⼀することができます。さらに⼊⼒ルールや管理帳票も統⼀できるので属⼈的な業務を排除することができます。
これにより、誰が担当しても同じ品質で業務を遂行できる体制が整い、引き継ぎや人材育成の効率化にもつながります。

建設業向けERPの導入メリットについて、もっと詳しく知りたい方は下記の記事をご確認ください。

【関連記事】
建設業向けERPシステムの導入メリット

建設業向けERPと他サービスの比較

ここまで、建設業向けのERPと導入メリットを解説してきましたが、「そもそもERPじゃなくてもいいんじゃないの?」、「建設業に特化したERPである必要性もないんじゃないか?」と考える人もいるでしょう。

上申する際は、ERPの説明に加え、他システムとの違いを説明する必要性があるかもしれません。

本メディアを運営するあさかわシステムズ株式会社は、これまで約1,000社以上の導入・経験から、他サービスとの違いを下記のように定義しています。

建設業向けERP

上記でも説明しましたが、建設業に特化したERPは、建設業特有の業務フローに沿って、案件発生から工事完了までに生じる業務を一元管理し、業務効率化を図るシステムです。

建設業に特化しているため、建設業特有の会計処理である建設業会計やJV共同体管理などに対応しています。

また、導入する際のSE(システムエンジニア)も建設業に精通していることが多いため、建設業独自の課題に対して現場目線で柔軟なサポートが可能になり、導入がスムーズです。

他社ERPパッケージ

全業種に対応可能な統合型ERPは、企業全体の業務を横断的に一元管理できる点が魅力です。

ただし、建設業特有の会計処理などについては、一部カスタマイズが必要になる場合があります。また、担当SE(システムエンジニア)が幅広い業種に対応していることから、建設業に特化したサポートを受けるためには、導入時に丁寧な要件整理や情報共有が重要です。

一方で、複数業種・拠点を抱える大企業などにとっては、標準化された業務プロセスと広範なサポート体制が強みとなり、長期的な企業成長や業務の拡張に柔軟に対応できるというメリットがあります。

業務特化型パッケージ

販売管理、工事原価管理、財務会計といった特定の業務に特化したパッケージシステムは、その業務領域における専門性が高く、短期間・低コストでの導入が可能というメリットがあります。既存の業務プロセスにフィットしやすく、現場での定着もスムーズです。

ただし、部門横断的な情報連携やリアルタイムな集計・分析には別途仕組みを整える必要があり、将来的に全社横断での最適化を図る際には連携面の工夫が求められます。

一方で、各部門が独立して機能するスタイルのため、自部門の業務改善を優先的に進めたい場合には非常に効果的です。

建設業向けERPと他サービスとの比較について、もっと詳しく知りたい方は下記の資料をご確認ください。
建設業向けERPと他サービスを比較したい方必見!「他業種比較表」はこちら

建設業向けERPの主な機能

続いて、建設業向けのERPの主な機能について詳しく見ていきましょう。

財務会計

建設業特有の会計処理である建設業会計に対応します。原価管理ともシームレスに統合されることにより、情報の正確性が飛躍的に向上し、経営状況の見える化を実現します。

原価管理

原価管理によって、工事原価や利益の管理などが可能です。工事の前に利益がいくらになるか、利益率がどれくらいかを把握できます。そのため、どのようにして赤字を防ぐかといった対策が講じられます。

JV共同企業体管理

建設業特有のJV共同企業体管理にも対応しています。分配方式、プール方式どちらにも対応しています。

営業管理

営業管理では見積書の作成や商談の状況の管理などが可能です。引合案件発生から見積作成、受注、実行予算へと情報が連携し、データの紐づけが可能になります。

工事管理

請求入金や日報出面管理などのきめ細かい工事管理が可能です。また、工事単位での未収管理や滞留債権管理も対応可能です。

建設業向けERPの機能についてもっと詳しく知りたい方は下記の記事をご確認ください。

【関連記事】
建設業向けERPシステムの主な機能

建築業向けERPの選び方

ここまで、建設業向けのERPに関して説明してきましたが、数ある多くのERPからどのように選べばいいのか分からないとお悩みの方も多いと思います。

本メディアを運営するあさかわシステムズ株式会社は、これまで約1,000社以上の導入実績を提供してきた経験から、建設業向けERPの選び方を下記のように定義しています。

費用や導入期間について確認する

業務の⼀部分を改善するような安価なパッケージもありますが、全体的な業務改善を⾏う場合、最低でもシステム導⼊に1,000万円以上の予算が必要になることが多いです。
ただし、要件や導⼊範囲、利⽤者数によって⼤幅に変わります。まずはベンダーに問い合わせすることをおすすめします。

また、システム導⼊により、業務フローの変更が伴うことも多いので、導⼊期間は1年以上と⻑期プロジェクトになります。社内の業務を改善する場合、予算と⼈員の確保が必須となります。

自社の課題を解決する機能があるか確認する

たとえ建設業向けのERPであっても、それぞれに異なる特徴や強みがあるため、自社の業務に必要な機能がすべて備わっているとは限りません。

そのためまずは、建設業向けERPを導入することで、「何をやりたいのか」「何を改善したいのか」といった導入の目的を明確にすることが重要です。目的が明確になったら、その上で、自社の課題を解決できる機能が備わっているか、また自社の業務プロセスに適しているかをしっかりと確認しましょう。

もし判断が難しい場合は、建設業向けERPに精通したSE(システムエンジニア)に相談するのも一つの方法です。多くのパッケージでは、建設業の業務に詳しいSEが導入支援を担当しており、現行システムや業務フローの問題点を一緒に洗い出しながら、最適な業務効率化の提案を受けられる可能性があります。

こうした専門的なサポートを活用することで、より自社にフィットしたERP選定とスムーズな導入が実現できるでしょう。

充実したサポート体制があるか確認する

はじめてERPを導入する企業にとっては、分からないことも多く、「本当に使いこなせるのか」「稼働後に困らないか」といった不安を感じるケースも少なくありません。

そのため、システムの導入から稼働後の保守・運用に至るまで、一貫して安心できるサポート体制が整っているかどうかを事前に確認することが重要です。特に、トラブル発生時や運用中の課題に対して、専門スタッフが迅速かつ的確に対応できる体制があるかをチェックしておきましょう。

また、建設業向けのERPの場合、導入前から建設業に精通したSE(システムエンジニア)が担当するケースが多く見られます。こうした専門性のあるサポートを受けることで、現行システムの運用課題を可視化し、これまで気づかなかった改善ポイントに気づくことができるというメリットもあります。

安心してシステムを導入・運用していくためにも、導入前後のサポート品質と体制はERP選定時の重要な評価ポイントとなります。

標準機能とカスタマイズのバランスを確認する

建設業向けのERP導入においては、「標準機能でどこまで対応できるか」と「どの部分にカスタマイズが必要か」を見極めることが、成功のカギを握ります。業務に完全一致させることを目的にするのではなく、長期的な運用・保守までを見据えたバランスの取れた導入方針が重要です。

かつてはオフコン(オフィスコンピューター)が主流であり、システムに合わせて業務を設計・運用するスタイルが一般的でした。しかし近年では、各業界の導入ノウハウを集約した完成度の高いERPパッケージが多数登場しており、業務をシステムに合わせる傾向が強まっています。

パッケージの標準機能を活用することで、納期の短縮や品質の安定化が図れ、さらに将来的なバージョンアップへのスムーズな対応も可能になります。実際、最初は標準機能に含まれていなかった機能が、後のバージョンアップで正式に実装されるケースも多く見られます。そのため、まずはカスタマイズに頼らず、標準機能を最大限活用することが重要です。

一方で、標準機能だけでは対応が難しい要望については、カスタマイズによって実現可能な場合もあります。ただし、現場の要望をすべて取り入れると、カスタマイズが肥大化しやすくなり、プロジェクトの工数・コスト・スケジュールに影響を及ぼす可能性があります。

そのため、システム導入プロジェクトのリーダーは、当初に決めた導入方針を一貫して貫く姿勢が求められます。現場の利用者にもプロジェクトの目的や方針を丁寧に説明し、理解と納得を得ながら進めることが、円滑な導入と運用の鍵となります。

自社の企業規模にあったERPを確認する

建設業向けのERPの選定においては、自社の業種だけでなく、企業規模に見合ったERPを選ぶことが重要です。中小企業と大企業では、業務プロセスの複雑さや求められる管理水準が異なるため、必要とされる機能やシステム要件にも違いが生じます。

特に、上場企業や上場グループ会社では、利益の追求だけでなく、社会貢献や多様なステークホルダー(株主・投資家・取引先・従業員など)からの期待や責任に対して、適切な意思決定を行う必要があります。そのため、導入するシステムにも高度な透明性・信頼性・法令遵守が求められ、要件レベルは自ずと高くなります。

また、上場グループ会社においては、親会社(上場企業)の連結決算の対象となることが多く、親会社と同等の財務情報の精度や報告体制が必要とされます。その結果、導入するシステムも、親会社のシステム要件や仕様に準拠した構成となるケースが一般的です。

一方で、非上場の中小企業においては、外部からの監査や情報開示の義務が限定されていることから、業務システムを導入せず、Excelや手作業で経営状況を管理している企業も多く見られます。また、システム導入にかかる初期費用の負担や、新しい操作への不安・煩雑さなどから、導入を敬遠する傾向もあります。

しかしながら、適切なシステムを導入することで、日々の業務が効率化され、ヒューマンエラーの低減やコスト削減につながる可能性があります。中長期的に見れば、業務の見える化やデータ活用による意思決定の精度向上といった効果も期待できるため、企業の成長段階に応じたシステム導入の検討が重要です。

【関連記事】
建設業向けERPの選び方

建設業向けERPを導入する際のポイント

建設業向けERPの円滑な導入には、事前準備がとにかく必要です。

本メディアを運営するあさかわシステムズ株式会社は、これまで約1,000社以上の導入実績を提供してきた経験から、建設業向けERP導入がぐっと楽になるノウハウをいくつかご紹介します。

導入の目的を共有し、社内の認識を揃える

建設業向けERPの導入を成功させるには、「なぜ導入するのか」「導入後にどうなりたいのか」を明確にすることが不可欠です。このステップをおろそかにすると、プロジェクトが迷走し、関係者の協力が得られにくくなる可能性があります。目的をはっきりさせることで、導入後の成果を最大化できます。

また、プロジェクトに関わる全ての関係者がその目的やゴールを共有し、納得することが不可欠です。それぞれの立場で導入の意義を理解し、協力体制を整えることが、スムーズな導入と成果の最大化につながります。

現場の声をヒアリングする

まずは、現場の担当者が日々感じている不便や問題点をヒアリングしましょう。実際にシステムを使うのは現場の担当者です。社内でアンケートやMTGを行うと、気づかなかった意見が生まれることもあります。現場の声を反映させることが、最もスムーズな導入に繋がります。

課題の優先順位付けをする

現状の業務の課題を洗い出し、影響度や解決の緊急性によって優先順位をつけましょう。さまざまな課題が挙がる中、すべての課題を一度に解決するのは難しいです。優先順位を付けて整理しましょう。

導入期間や費用、無料トライアルについて確認する

前章でも触れましたが、建設業向けERPの導入は短期間で完了するものではありません。導入までの期間を具体的に把握し、スケジュールを事前に調整することが必要です。

建設業向けERPは大きな投資です。前章で解説しましたが、要件や導⼊範囲、利⽤者数によって費用は⼤幅に変わります。そのため、まずはベンダーに問い合わせをして、費用について事前に確認しておきましょう。

また、導入後に「思っていたのと違う」とならないよう、無料トライアルを活用して実際に使い心地や機能を確認することも大切です。トライアル期間を上手に活用することで、自社の業務に最適な建設業向けのERPを選び、導入後のギャップを減らすことができます。

もっと詳しく知りたい方は下記の資料をダウンロードをしてみてください!

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建設業向けERPシステムのおすすめ9選比較

ここからは、建設業向けERPシステムの中でもおすすめを9つご紹介します。自社への導入を検討する際の参考にしてください。

ガリバーシリーズ

ERPの機能

ガリバーシリーズは、建設業・工事業向けのERPです。
シリーズ累計導入社数No.1で、導入実績は約1000社以上です。
売上高や従業員数に応じて、「ガリバーNEXT」「ガリバー・プロステージ」「ガリバー匠」から選ぶことが可能です。

ガリバーシリーズの強みは、建設業約1,000社のノウハウを凝縮したERPで、建設・工事業を熟知した厳しい社内認定制度をクリアしたSE(システムエンジニア)が、システム導入から稼働後の保守まで安心サポートします。

そのため、継続利用率95%以上、最長継続利用ユーザー30年以上利用されています。
もちろん、建設業独自の会計である建設業会計や税法にも対応しております。

ガリバーシリーズ公式サイトはこちら

ガリバーシリーズの無料トライアルがこちら

GRANDIT

『GRANDIT』は、プロジェクト(工事)や売上、収支に関する管理機能を備えているクラウド型のERPシステムで、長期にわたる工事に対する分割検収・分割計上などの対応も可能です。

また、工事台帳からの材料・外部委託の手配処理も行えるため、便利に活用できるでしょう。

GRANDIT公式サイトはこちら

OBIC7

『OBIC7』は、自社のソリューションに合わせて形態を選べるERPシステムです。例えば、「建設工事業向け統合ソリューション」では、売上や入金などの会計情報、案件数や進捗率などの非会計情報を統合的に管理できます。

経営指標分析や業績評価をスムーズに実行できるため、経営判断の効率化も期待できるでしょう。

オービック公式サイトはこちら

e2-movE

『e2-movE』は、販売管理システム「e2movE 販売」や、工事原価管理システム「e2movE 工事管理」などの各システムがパッケージ化されたERPシステムです。

例えば、「e2movE 工事管理」では工事管理や出面管理などが可能となっており、パッケージとして導入することで、建設・建材業に関する業務を一元的に管理できます。

e2movE公式サイトはこちら

GLOVIA smart建設

『GLOVIA smart建設』は、契約・工事・購買・入金などの管理機能を備えているほか、他の会計情報システムとの連携も可能なERPシステムです。

また、工種・費目を自社の管理形態に合わせた実行予算管理ができ、グループ会社の情報を統合できる「マルチカンパニー機能」を備えていることも特徴的です。

GLOVIA smart建設公式サイトはこちら

EXPLANNER/C

『EXPLANNER/C』は、受注管理や実行予算管理、工事原価管理など基本のシステムに加え、オプション機能として経営管理や販売管理のシステム追加も可能なERPシステムです。

個別の工事案件では、現場担当者の入力情報がリアルタイムで反映され最終原価予測が可能なため、経営状況を俯瞰的に把握したい場面でも役立つでしょう。

EXPLANNER/C公式サイトはこちら

建設WAO

建設WAOは、日本の建設業を研究した上で開発された、建設業向け統合型ERPシステムです。案件発生から完成工事情報のトレーサビリティまで、基幹業務を幅広く網羅しています。
会計システムへのデータ連携も可能で、既存の会計システムを継続利用できます。

また、多彩な分析機能が搭載されており、地域、部門、案件種類別等のセグメント分析、進行中のプロジェクトに対する予実分析や注文/検収/利益の現状分析などが行えます。

建設WAO公式サイトはこちら

PROCES.S

PROCES.Sは、建設業における管理業務を楽にすることを念頭に置いて開発された、建設業向けのERPシステムです。導入先の企業規模を問わず、中小企業から大企業までの導入実績を持ちます。

サポート体制にも力を入れており、「建設業経理士」の有資格所有者などが、導入から保守までをサポートしてくれます。

PROCES.S公式サイトはこちら

HUE C2

HUE C2は、日本の建設業に特化して開発された、会計・プロジェクト統合管理システムです。
工事プロジェクトの登録、実行予算の策定、日々の見積発注や月次締め・四半期決算等の業務、着工~竣工での損益情報の整理などが行えます。

また、細やかなセキュリティ権限を管理できる機能も有しており、内部統制を強化できます。

HUE C2公式サイトはこちら

建設業向けERPの導入事例

最後に、実際に建設業向けERPを導入した企業の事例をご紹介いたします。

ペーパーレス化を促進し、業務の標準化および効率化、コスト削減を実現!(株式会社橋本店)

宮城県で総合建設業を営む株式会社橋本店では、業務の多くを紙で運用していました。
そのため、各部門におけるデータの重複入力や手作業による修正などに余計なコストが生じ、事務ワークの『働き方改革』が命題となっていました。

そこで、建設業務に特化した統合型ソリューションであり、対象業務をほぼ網羅できる点、システム拡張が柔軟である点などが決め手となり、統合型工事ソリューション「ガリバー・プロステージ」を導入。

結果として、業務の標準化および効率化を達成できました。
また、CI-NET連携、電子承認による、業務の省力化・迅速化・精度向上、用紙・印紙税・郵送コストの大幅な削減を実現しました。

詳細は、こちらのページをご覧ください。

書類作成の二度手間を削減 リアルタイムでの予算管理、原価管理が可能に(株式会社開進堂)

富山県で電気工事業を営む株式会社開進堂では、工務部と総務部で異なるソフトウェアを利用しており、データが連携されていなかったために、業務が非効率になっていました。
また、予算管理や原価支払状況が担当者ごとに紙やパソコンで個別に管理されている状態だったといいます。

そこで、「システム内での上長承認機能があること」「リアルタイムでの原価確認ができること」などの条件を満たす「ガリバーNEXT」を導入しました。
その結果、原価管理の「見える化」に成功。また、伝票作成に関する二度手間も削減できました。

詳細は、こちらのページをご覧ください。

基幹システムのランニングコストを70%も削減!(株式会社松村組)

東京都で総合建設業を営む株式会社松村組では、自社開発の旧基幹システムを利用していましたが、毎年、ハードウェアを含めた運用費用に多額のコストが発生している点が課題でした。

そこで、大規模なハードウェアが不要である点、標準機能以外のカスタマイズが容易である点などを評価し、ガリバー・プロステージを導入。

導入の過程でハードウェアやネットワークを見直した結果、基幹システムのランニングコストを70%も削減することに成功しました。

詳細は、こちらのページをご覧ください。

【関連記事】
建設業向けERPの導入事例

まとめ

建設業向けERPシステムを導入することによって、企業資源を一元的に管理できるようになり、業務の効率化や内部統制の強化など、さまざまなメリットが期待できるでしょう。

建設業向けERPシステムの中でも『ガリバーシリーズ』は、小規模から中小・中堅規模の建設業・工事業向けのERPシステム。導入後も豊富な専門知識を持つスタッフのサポートが受けられるのでおすすめです。

ぜひ本記事の内容を参考にしていただき、建設業向けERPシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

【関連記事】
建設業向けERP「ガリバーシリーズ」はこちら

建設業向けERPでよくある質問

Q:建設業向けERPとは?
建設業特有の案件発生から工事完了までに生じる業務を一元管理・効率化するシステムです。

Q:建設業向けERPの選び方・比較するには?
自社の業務課題や導入目的を明確にしたうえで、必要な機能が備わっているか、業務プロセスに適しているかを確認しましょう。費用や導入期間、サポート体制、標準機能とカスタマイズのバランス、自社の企業規模との適合性も比較の重要なポイントです。建設業に精通したSE(システムエンジニア)のサポートも選定の安心材料となります。

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監修者情報 あさかわシステムズ編集部

あさかわシステムズ株式会社は、建設業に特化した業務システムの開発・販売・導入支援を行っている企業です。お客様の業務効率化と経営支援を目的としたシステムソリューションを提供しています。

URL:
https://www.a-sk.co.jp/

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