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建設業向けERPの選び方

ERPの導入は、業務の効率化やコスト削減を目指す企業にとって、近年ますます注目を集めています。
労働力不足や資材価格の高騰など、建設業を取り巻く環境が厳しさを増す中、ERPの導入によって現場と管理部門を連携させ、経営の見える化を図る動きが増加しています。
この記事では、建設業に最適なERPの選び方について具体的に解説していきます。
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建設業向けERPとは
建設業向けERPとは、施工管理・原価管理・人員配置・請求業務など、建設業特有の業務を一元的に管理できるシステムです。従来は、現場ごとや部門ごとにバラバラだった情報管理を一本化し、経営判断に必要なデータをリアルタイムで把握することが可能になります。
たとえば、ある現場の進捗や原価状況を本社から即座に確認できたり、過去のプロジェクト実績をもとに今後の受注戦略を立てられたりと、経営の質が向上するのが大きな特徴です。
また、働き方改革や人手不足の影響もあり、現場の負担を減らすためにERPの導入を検討する企業が増えています。
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建設業向けERPの選び方
ERPの導入は、企業の業務フローや組織体制に大きな影響を与えるため、慎重な選定が求められます。以下では、建設業でERPを選ぶ際に押さえるべきポイントを4つご紹介します。
自社に必要な機能があるか
ERP製品によって搭載されている機能は異なります。建設業に必要とされる代表的な機能としては、「工事台帳の作成」「原価のリアルタイム管理」「労務管理」「請求書の自動作成」「工程進捗の見える化」などが挙げられます。
ERP導入を検討する際は、まず自社の業務プロセスを洗い出し、「何をシステム化すべきか」を明確にすることが重要です。
カスタマイズができるか
建設業の業務は、企業の規模や業態によって大きく異なります。そのため、ERPにはある程度のカスタマイズ性が求められます。特に「現場ごとに請負形態が異なる」「協力会社とのやり取りが多い」といった場合、標準機能では対応しきれないことがあります。
その際に、業務に合わせた変更が柔軟に行えるERPであるかは、選定時の大きな判断材料になります。
導入コストが適切か
ERPの導入には、初期費用だけでなく、月額費用や保守・サポート費用も発生します。特に中小規模の建設企業では、高機能なERPを導入しても、予算オーバーになってしまうことも少なくありません。
そのため、コストの内訳(ライセンス費、初期設定費、研修費など)を明確にし、自社の予算と照らし合わせて判断することが重要です。
クラウド型かオンプレミス型か
ERPには、「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類があります。
・クラウド型:インターネット環境さえあれば、場所を問わずアクセスできるのが特徴です。導入コストを抑えやすく、初めての導入でも比較的ハードルが低いのがメリットです。
・オンプレミス型:自社サーバーにシステムを構築するため、カスタマイズの自由度が高く、セキュリティも強固ですが、初期費用や管理コストが高くなる傾向があります。
現場からのアクセス頻度や、セキュリティの要件などを考慮しながら、自社に最適なタイプを選びましょう。
まとめ
建設業におけるERPの導入は、単なる業務効率化にとどまらず、経営を強化するための基盤となり得る重要な施策です。ただし、製品選定を誤ると、かえってコストが膨らんだり、現場に混乱をもたらす可能性もあります。
まずは、自社の課題や業務内容をしっかりと見極め、それに合ったERPを選ぶことが大切です。
建設業特化型ERP「ガリバーシリーズ」は、現場で本当に必要とされる機能を備え、柔軟なカスタマイズにも対応しています。中小企業にも導入しやすい価格帯で提供されているため、初めてのERP導入にもおすすめです。
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