建設業のDX成功事例

働き方改革

建設業界でもDX（デジタルトランスフォーメーション）の波が確実に押し寄せています。特に建設業では、現場の人手不足や作業効率の課題を背景に、ICTやクラウド活用が進んでいます。

この記事では、建設業界における実際のDX導入事例をご紹介します。

建設業のDX化に関しての資料はこちら

建設業のDX化とは
建設業のDX成功事例
まとめ

建設業のDX化とは

建設業界では、慢性的な人手不足や高齢化、働き方改革への対応など、多くの課題に直面しています。これらの課題を解決する手段として、ICTやクラウド技術を活用したDX（デジタルトランスフォーメーション）が注目されています。
DXの導入により、業務の効率化、生産性の向上、情報の一元管理などが可能となり、企業の競争力強化につながります。

建設業のDX成功事例

建設業におけるDX（デジタルトランスフォーメーション）は、単なる業務のデジタル化にとどまらず、企業の経営そのものを変革する重要な取り組みとなっています。
実際に、多くの建設会社がICTツールやクラウド型システムを導入し、業務の効率化や現場との情報連携強化、コスト削減といった具体的な成果を上げています。
ここでは、建設業向けERP「ガリバーシリーズ」を導入した企業の成功事例をご紹介します。

工務と総務の業務を一本化、リアルタイム原価管理を実現

電気工事業の株式会社開進堂様は、従来、工務部と総務部で異なるソフトを使用しており、手書き伝票の二重入力や情報の分散管理が課題でした。
「ガリバーNEXT」の導入により、伝票作成の二度手間が削減され、原価管理がリアルタイムで一元化されました。
また、代理人給与を原価に組み込むことが容易になり、本支店間での情報共有がスムーズになりました。

独自システムからの脱却でコスト削減と決算処理のスピード化に成功

福島県の総合建設業である庄司建設工業株式会社様は、オーダーメイドの原価管理システムとパッケージの財務会計システムを使用しており、システム間の連携が煩雑で、運用コストも高額でした。
「ガリバー・プロステージ」の導入により、システムの統合を実現し、決算処理のスピード化や運用費用の削減に成功しました。

属人化を解消、部門横断でのデータ活用が可能に

埼玉県の総合建設業である古郡建設株式会社様は、20年以上前に作成したシステムを使用しており、業務にマッチしていないことや属人化が課題でした。
「ガリバー・プロステージ」の導入を機に業務の見直しを行うことで、経理部門、購買部門、工事部門でのデータの一元管理が実現し、帳票作成の時間短縮や業務改善が図られました。

経営判断が早くなる！月次予測と資金管理を強化

東京都の建築・塗装工事業である建設塗装工業株式会社様は、全社の業績見込みをリアルタイムで把握できないことや、原価管理と財務会計が連動していないことが課題でした。「ガリバー・プロステージ」の導入により、月次決算予想が可能となり、迅速な経営判断ができるようになりました。
また、入金予定のタイムリーな集計が可能となり、不要な短期借入の削減にもつながりました。

紙中心の運用から脱却、デジタル化で業務効率が大幅向上

宮城県の総合建設業である株式会社橋本店様は、紙ベースの運用が主流で、データの重複入力や手作業による修正が多く、事務作業の効率化が課題でした。
「ガリバー・プロステージ」の導入により、業務の効率化が進み、用紙代や郵送コストの大幅な削減も実現しました。
また、CI-NETとのデータ連携や電子承認により、業務の省力化・迅速化・精度向上を実現しました。