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工事原価管理とは?~工事原価管理についてわかりやすく解説~

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「工事原価管理とは?」「工事見積の仕方がよくわからない」といったように、工事原価管理について疑問を抱いている人も少なくありません。ここでは、工事原価管理について詳細に解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

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1.工事原価管理とは?

工事原価管理とは、外注費や材料費など、どれだけの原価がかかるかを管理し、コスト改善を行うことです。エクセルを使用して工事原価管理を行うのが主流ですが、一部手書きやソフトを使用して管理を行うもことあります。

工事原価管理を行うメリットは以下の通りです。

・コストを把握し、無駄をなくして利益を確保できる
・損益分岐点(黒字と赤字の堺)を把握することができる

工事原価管理を行うことで、自分の労務費や交通費、外注工事費、材料費について把握できます。そのため、必要以上の稼働や不要な材料購入といった無駄なコストを減らせるでしょう。

また、工事原価管理を行うことで、工事前に利益額や利益率を計算することもでき、赤字にならないように調整したり黒字を増やしたりするなど、策を練りやすいのも特徴です。

これらのことから、工事原価管理は会社にとって非常に重要だとわかります。

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2.工事原価管理の計上が難しい理由

工事原価管理が難しいといわれる理由は、主に以下の2つです。

・建設業の工事費の構成が複雑
建設業の工事費の構成は、工事原価や純工事費、現場管理費、直接工事費、共通仮設費などと細分化されており、わかりにくいです。共通費についても内容がややこしいことがあります。

また、現場管理している担当者の費用は工事原価に含まれます。しかし、営業担当者が動いたときにかかる費用は一般管理費に分類されるため、工事原価には含まれません。

さらに、多くの建設工事の場合、工期が長期にわたります。工期が長ければ長いほど、稼働の管理をしなければいけません。現場へ行くだけでも担当者の労務費や車両費などがかかるので、工事工程表を綿密に立てる必要があります。

・材料や外注見積をそれぞれ手入力および手作業のため負担が大きい
各現場担当者および経理担当者が計算したり、所定の様式あるいはソフトに入力したりして管理しなければいけない場合がほとんどなので、担当者の負担が大きいです。

正確な原価管理を行うには、間接費や労務費などを詳細に計算しなければいけませんが、計算する項目が多いため、大量の入力作業が発生します。

担当者の負担を軽減する対策として、積算ソフトを導入する企業も多いですが、ソフトの使い方が複雑で、結局手作業に戻ってしまうことも少なくありません。

以上2つ、工事費の構成が複雑な点と担当者の負担の大きい点が、工事原価管理の計上が難しいといわれる理由となっているのです。

3.工事原価管理システム導入の選び方のコツ

担当者の負担を減らし、工事原価管理を間違いなく正確にするためには、工事原価管理システムを導入するのがおすすめです。

工事原価管理システムを導入するメリットは以下の通りです。

・手入力によるミスを抑えられる
・リアルタイムで効率よく業務を進められる
・手作業の負担を大きく軽減できる

また、工事原価管理システムを導入するコツやポイントは、以下の通りです。

・目的を明確にする
工事原価管理システムで「赤字現場をなくしたい」「コストの無駄を省きたい」などの目的を明確にすると、業務の方向性が決まるので作業がしやすいでしょう。

・状況に応じてオンプレミス型とクラウド型どちらを利用するか検討する
オンプレミス型は社内サーバを利用するため、セキュリティ面に強いです。その反面自社サーバのためメンテナンスや保守は自社でやらなければいけません。

クラウド型は、インターネット上のサーバを使用しているため、メンテナンスや保守は不要ですが、セキュリティ面に不要要素があります。

・一元管理機能
手入力の場合は、集計に必要な情報をひとつひとつ探し出さなければいけませんが、工事原価管理システムを利用する場合は、集計の手間がかかりません。

・導入時の教育体制
工事原価管理システムはとても便利ですが、導入時にしっかりと使い方の教育をしなければいけません。システムの操作が苦手な人も当然いますので、教育やサポートの体制も工事原価管理システムを選ぶ際に重視するポイントです。

4.まとめ

工事原価管理は、建設業を営む人にとって欠かすことができない作業です。手入力で作業している人もいれば、工事原価管理システムを導入している人もいるでしょう。手作業での管理はやはり負担が大きいため、積極的に工事原価管理システムを導入することをおすすめします。

工事原価管理システムの導入をご検討の際には、お気軽にあさかわシステムズ株式会社へお問い合わせください。

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