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建設業向けERPの費用相場

建設業向けERPの費用相場
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建設業界でもDXの波が押し寄せる中、ERPの導入を検討する企業が増えています。
しかし、「建設業に適したERPの費用相場は?」「導入して本当に費用対効果はあるのか?」といった疑問を持つ場合も多いのではないでしょうか。

本記事では、建設業におけるERP導入の費用相場やその内訳をくわしく解説します。

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建設業向けERPとは

ERP(Enterprise Resource Planning)は、企業の主要な業務プロセスを統合的に管理するシステムです。建設業向けERPは、特に建設業界のニーズに合わせて設計されており、以下のような機能を提供します。

・営業管理:案件の受注から契約までのプロセスを管理します。
・原価管理:プロジェクトごとのコストを詳細に追跡し、予算管理を支援します。
・工事管理:工事の進捗状況や品質、安全管理を一元的に行います。
・購買管理:資材や機材の調達、在庫管理を効率化します。
・支払管理:協力会社や下請け業者への支払いを適切に管理します。
・財務会計:全体の財務状況をリアルタイムで把握し、経営判断をサポートします。

これらの機能を通じて、業務の効率化や情報の一元管理が可能となり、経営の透明性と迅速な意思決定を実現します。

【関連記事】
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建設業向けERPの費用相場

ERP導入を検討する際、多くの企業が最初に気になるのが「費用感」です。特に建設業では、業務の複雑さや管理項目の多さから、他業種よりもコストの幅が広がる傾向にあります。

ここでは、ERPの代表的な導入形態である「クラウド型」と「オンプレミス型」に分けて、それぞれの費用相場と内訳を詳しく解説します。

クラウド型

クラウド型ERPは、ベンダーのクラウド環境にアクセスして利用する形式で、導入が比較的容易で、初期費用を抑えやすい点が特徴です。導入から運用までが月額制で提供されるため、小〜中規模の建設業者にも導入しやすい形態です。

初期導入費用

クラウド型の導入費用は無料であることが多いですが、クラウド型でも導入時にはシステム設定やデータ移行作業などで料金が発生する場合があります。設定内容が複雑になるほど高額になりますが、比較的短期間でスタートできるのがメリットです。

ライセンス費用

・基本ライセンス費用:数万円〜100万円程度。会社や事務所ごとにかかる料金です。
・ユーザーライセンス費用:1ユーザーあたり月額1,000円〜10,000円程度。

社員数が多い場合、ユーザーライセンスが積み上がり、月額コストが大きくなる点には注意が必要です。

保守費用

多くの場合、保守・アップデート費用は月額料金に含まれています。ただし、24時間対応や専用サポートなどのオプションを追加すると、月額1万円〜数万円の追加費用が発生することがあります。

オンプレミス型

オンプレミス型は、自社にシステムを構築して運用する方式で、長期的な視点でのコストパフォーマンスやカスタマイズ性が魅力ですが、初期投資は高額になります。

ハードウェア費用

サーバーやネットワーク機器の導入に必要な費用で、数十万円〜数千万円かかることもあります。
冗長構成をとる場合や、高信頼性のインフラを整備する場合はさらにコストが増加します。

ライセンス費用

システム利用権としての一括購入型が多く、ユーザー数などによって異なります。
費用相場は数百万円〜数千万円程度。必要な機能を見極めることが重要です。

カスタマイズ費用

業務に合わせた機能変更・追加の費用で、1機能あたり数万円〜、大規模開発では数百万円以上となる場合もあります。
建設業では特有の工程・契約管理があるため、カスタマイズ項目が多くなる傾向があります。

保守費用

保守・メンテナンス費用に関して、オンプレミス型ERPでは必要に応じて随時費用が発生します。
現場での対応や夜間対応を含むと費用は上乗せされます。

トレーニング費用

社内教育のための研修やマニュアル作成などにかかる費用です。
総額で数十万円〜100万円以上かかることがあります。操作に不慣れな現場スタッフが多い場合は、繰り返し研修を実施する必要があります。

まとめ

建設業向けERPは、クラウド型なら初期費用を抑えて短期間で導入でき、オンプレミス型は高額な初期投資が必要な一方で高い柔軟性があります。費用や運用体制を踏まえ、最適な製品を選ぶことが導入成功のポイントです。

建設業に特化したERP「ガリバーシリーズ」は導入実績も豊富です。選択肢の一つとして、ぜひ導入をご検討ください。
詳細は公式サイトをご確認ください。

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