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建設業の営業管理とは?必要な理由や方法について解説
建設業で売上を向上させるには、適切な営業管理に取り組むことが重要です。営業管理の概要や、具体的な方法について知りたい方も多いのではないでしょうか。
今回は、建設業の営業管理の概要について解説した上で、必要な理由や具体的な方法を紹介します。自社の営業管理の実施や改善に役立てたいという方は、ぜひ参考にしてください。
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そもそも営業管理とは、受注数や契約数などの目標達成に向けて、行動計画の実行・改善を行うことです。建設業においては、建設案件の受注数や契約数といった目標を達成するためのアプローチを指します。
営業管理に取り組むことで、それぞれの社員の進捗状況や営業手法を可視化でき、管理職による指摘、改善提案をスムーズに行えます。予算や工期を守るためにも、建設業の営業管理は不可欠な業務といえるでしょう。
営業管理が必要な理由
次に、営業管理を行うべき理由について解説します。
営業活動の状況を可視化できる
営業管理を実行することで、各社員が担当しているクライアントや、営業のアプローチ手法など、営業活動に関する状況を可視化できる利点があります。これらを可視化できていれば、管理職が目標達成に向けた最適な指示を出せるでしょう。
ナレッジを共有できる
企業にとって有益性の高い知識である「ナレッジ」を共有できることも、営業管理が必要な理由の一つです。建設案件に関する情報や成功事例を共有することで、営業部門における社員全体の知識・スキルの底上げを図れます。
属人化を防げる
適切な営業管理に取り組み、営業活動の状況の可視化やナレッジの共有を行うことで、業務の属人化を防ぐことができます。例えば、ベテランの営業担当者が退職する際も、スムーズな業務の引き継ぎが可能になります。
特に、各社員が個別に情報を管理している場合は注意が必要です。一元管理が可能なシステムの導入などを行い、属人化を防止しましょう。
業務の効率化につながる
営業管理の体制を整備することで、業務プロセスが最適化され、業務を効率的に行えるようになります。営業活動にかかる時間や労力を抑えられれば、コア業務のパフォーマンスの向上も期待できるでしょう。
建設業の営業管理の方法
続いて、建設業における営業管理の方法を3つ紹介します。
紙ベースで管理する
紙ベースの管理とは、営業の情報を紙に記載し、ファイリングして管理する手法です。手軽な反面、紙の印刷・保管にコストがかかったり、必要な情報をすぐに探せなかったりすることには注意が必要です。
エクセルで管理する
エクセルには、図表や関数の機能が搭載されているため、自社のニーズに合わせた営業管理が可能です。カスタマイズや汎用性の自由度が高いことも魅力といえます。
ただし、最新のファイルがわかりづらかったり、入力時にミスが発生したりするので、対策が必須です。また、ファイル間のバラツキを減らすために、フォーマットを作成して管理する手間も発生します。
システムで管理する
建設業の営業管理を最適化するために、システムを導入するのも手です。例えば、人・モノ・お金・情報といった経営資源を適切に管理するシステム「ERP」を導入した場合、営業に関するデータを一元管理できるほか、業務プロセスの一部自動化や、ガバナンスの強化などにも活用できます。
まとめ
建設業の営業管理が必要な理由として、営業活動を可視化できることや、ナレッジを共有できることが挙げられます。また、実際に管理する際は、紙ベースやエクセルでの管理におけるメリット・デメリットを踏まえた上で、自社に適した方法を選ぶと良いでしょう。
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