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【特設ページ】『ガリバーシリーズ』導入事例     (鈴縫工業株式会社 鈴木社長インタビュー)

【特設ページ】『ガリバーシリーズ』導入事例     (鈴縫工業株式会社 鈴木社長インタビュー)
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<はじめに> 
 1917年創業の鈴縫工業株式会社様は、茨城県日立市に本社を置く総合建設会社です。創業以来脈々と受け継がれた「お客様第一」の精神から、経営理念を「お客様の満足と我々の成長が会社発展の源です」と定め、地域に根ざした建設業者として多くのお客様の信頼を得られていると同時に、安心安全で豊かな地域づくりに貢献されています。創業100周年の節目となる2018年、会社の更なる発展と経営基盤の強化を目指し、新基幹システムの導入を決定されました。その経緯と導入効果について、プロジェクトリーダーとしてシステム導入を指揮された社長(導入当時は管理本部長)の鈴木 達二様にお話を伺いました。

1.システム導入の背景

使い慣れたシステムの課題が把握できない

 これまで約30年間利用していた汎用機は、自社の運用にフィットした完成度の高いシステムでした。利用者から要望があれば情報システム担当がすぐにシステム改修やツール作成を行い、問題が無いように見えていました。

 「情報システム担当が作成したエクセルやアクセスが社内にあふれており各々が利用している。そのような運用では、本当の意味でシステム化ができているとは言えない。さらに紙、エクセル、アクセス、基幹システムなど何度も入力が必要で業務が効率化できていない。」と鈴木社長。汎用機のシステムメンテナンスに専任が必要で後任がいないことも問題の1つとなっていました。

建設工事業に特化したシステム導入の検討

 創業100周年記念事業の一環としてシステムの刷新を決定しました。現在の業務を見直すことができる『業務コンサルティング』に強いパッケージベンダーを探していた所、取引先の関彰商事株式会社様から紹介されたあさかわシステムズ株式会社の『ガリバー・プロステージ』の提案を受けることにしました。あさかわシステムズ株式会社は、中堅ゼネコンから独立した建設工事業特化型の基幹システムを開発・販売しており、提案当時800社以上の導入実績があったためシステム導入の検討を進めることになりました。

2.システム導入のポイント

システム導入コンサルティングが重要

 「半年間かけてシステム導入のコンサルティングをしっかりやったのが良かった。」

 コンサルティングでは、まず現行システムの課題や新システムに対する機能要件を整理し、新システムの適用範囲を明確化します。抽出した機能要件や現行システムの中で特に優先度の高い課題について、新システムでの実現方法を検討し、その結果をもとに、新システムフローやカスタマイズ項目を洗い出します。その結果、システム導入の範囲、新業務フロー、課題が明確になっている状態でシステム導入が開始できます。コンサルティングをしっかりやった結果、「思いのほかスムーズに導入出来た印象がある。」とお言葉を頂きました。

現場の意見をどこまで取り入れるか

 システム導入で苦労した点を伺ったところ、「現場の意見をどこまで聞くか。標準機能とカスタマイズ開発のバランスに苦労した。」とご回答を頂きました。現場の意見を多く取り入れると使い勝手は向上しますがパッケージシステムの良さが失われてしまいます。『ガリバー・プロステージ』は、自社の業務にマッチし概ね業務を標準機能に合わせられることができましたが、コンサルティングで検討した結果、より使い勝手を良くするため主に2機能のカスタマイズ開発を実施し最適なバランスでシステム導入が行えました。

カスタマイズ開発事例

  • 工事予実算調書(工事月報)の開発
<開発の経緯>
 工事部門のシステム導入の不安を払拭するため、これまで利用していた工事予実算調書を作成することになりました。
<効果>
 システムに入力したデータが使い慣れた工事予実算調書に出力されるので、入力と出力結果の関連性が理解し易くなり、工事部門でのシステムの理解度を早めることができました。その結果、スムーズにシステムの利用が開始できました。また、工事予実算調書をCSV出力し、個人的な検討資料を作成するのにもご活用いただいております。


  • 出面(勤怠)管理への機能追加
<開発の経緯>
 鈴縫工業様は、労働組合の関係上、代休管理の規則を変えることができませんでした。代休管理の作業負荷を減らし、代休の管理ミスをなくすため、出面(勤怠)管理に代休管理機能を追加することになりました。

<効果>
 出面(勤怠)管理の入力制御により誤入力がなくなりました。さらに入力担当者による判断や計算が必要なくなったことで大幅に業務が効率化しました。

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3.システム導入の効果

「業務標準化」、「業務効率向上」

 鈴木社長からは、「本社、各支店での運用ルールが統一されデータの多重入力が無くなったことにより非常に業務の効率が上がった。システムメンテナンスもあさかわシステムズが行ってくれるので自社にシステムの専任担当を置く必要が無くなった。業務効率化やシステム専任担当を置く必要が無くなったことにより多忙な部門へのより多くの人員を配置することができた。」と高い評価を頂きました。さらに蓄積されたデータを活用し精度の高い期末想定が行えるようになっています。

システム導入による思わぬ効果

 今回のシステム導入の目的は、「業務の標準化」や「業務の効率化」でしたが思わぬ効果も得られたようです。旧システムは、担当者によるCSV出力が行えませんでした。『ガリバー・プロステージ』は、自由にCSVデータを出力できますので各自が創意工夫してシステムを利用するようになりました。さらに「要求機能の食い違いは多少あれど、システム変更するという目標は全員一致していたから会社一丸となれた。」という効果も得られたようです。

今後のシステム利用の展望

 現在、作業日報システムが独立しているので『ガリバー・プロステージ』と連携できれば更なる業務の効率化が図れるとご要望を頂いています。また、AIによる現場レベル・経営レベルでの意思決定支援や、RPAによる業務フローの自動化などが実装されることにご期待を頂いておりますので常に進化するシステムとして鈴木社長の期待に応え鈴縫工業株式会社様の更なる発展に貢献できるよう『ガリバー・プロステージ』を開発していきます。

4.アンケート結果(抜粋)

  1)システムリプレースで優先したものは何ですか?
      ☑業務効率化
      ☑業務標準化
      ☑セキュリティ(内部統制)
      ☑コンサルティング
      ☑建設工事業に特化
  2)『ガリバー・プロステージ』に決定した理由は何ですか?
      ☑業務効率化
      ☑業務標準化
      ☑セキュリティ(内部統制)
      ☑価格
      ☑コンサルティング
      ☑建設工事業に特化
  3)システム導入後、業務効率は上がりましたか?
      ☑「はい」
      □「いいえ」
  4)今後導入を検討しているシステムはありますか?
      ☑作業日報
  5)『ガリバー・プロステージ』を関連会社や協力会社に紹介していただけますか?
      □紹介料が貰えるなら紹介したい
      ☑紹介料が貰えなくても紹介したい
      □紹介したくない
  6)建設工事業界で気になるテーマがあれば教えて下さい。
      ・働き方改革 

5.会社概要


  商  号   鈴縫工業株式会社
  創  業   大正7年7月1日
  設  立   昭和23年7月5日
  代 表 者    会長 鈴木 一良   社長 鈴木 達二
  資 本 金    1億円
  本  社   〒317-0077
         茨城県日立市城南町1丁目11番31号
  電話番号   0294-22-5311(代) 
  従業員数   181名
  事業内容 ● 土木、建築、上下水ならびに管工事の請負、企画、設計、監理、施工、
        およびコンサルティング業務
       ● 不動産売買、仲介、賃貸借および管理
       ● 前各号に付帯する一切の業務
  URL   https://www.suzunui.co.jp/

      > 導入事例詳細はこちら  

6.導入製品

  > 統合型工事ソリューション『ガリバー・プロステージ』

 
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