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「暑すぎる…」建設現場の猛暑対策、実際のところは?

近年の猛暑は、建設現場における作業効率の低下や熱中症のリスク増加はもちろん、働く人々の健康や安全に大きな影響を及ぼしています。
さらに、勤務先で実施されている暑さ対策は「ファン付き作業服支給」が最多である一方、現場が最も期待する「暑さ手当(現金支給)」の実施率はわずか4.7%にとどまり、求める対策と実際に提供されている対策の間にギャップがあることが明らかになりました。
夏場の暑さによって仕事のパフォーマンスは低下すると感じるか
「夏場の暑さによって仕事のパフォーマンスは低下すると感じますか」と尋ねたところ、「大幅に低下する」47.8%(233名)・「やや低下する」38.4%(187名)の合計86.2%(420名)が「低下する」と回答しました。

仕事中に暑さが原因で、体調不良を経験したことはあるか
「仕事中に暑さが原因で体調不良を経験したことがありますか」という質問では、「ある」42.7%(208名)・「何度もある」19.7%(96名)の合計62.4%(304名)が体調不良を経験していることがわかりました。
暑さによって、作業や納期が遅延したことはあるか
暑さ原因の納期遅延45.2%、住宅の工期にも影響か
「暑さによって、作業が遅延したことがあるか」と尋ねたところ、「頻繁にある」12.7%(62名)、「時々ある」60.4%(294名)の合計73.1%(356名)が作業遅延の経験があると回答しました。
さらに「納期の遅延」についても、「頻繁にある」10.7%(52名)、「稀にある」34.5%(168名)の合計45.2%(220名)にのぼり、暑さによる遅れがすでに住宅建設の工期そのものに影響を及ぼしている実態がうかがえます。
現場での遅延が積み重なれば、暮らしを待つ生活者側にも影響が及ぶ可能性があります。
勤務先では暑さ対策が十分に行われていると感じますか
現場の暑さ対策、実施率トップは「ファン付き作業服」で4割。現金支給は4.7%と少数に
「勤務先の暑さ対策が十分に行われているか」という質問では、「十分行われている」8.4%(41名)、「ある程度行われている」53.6%(261名)の合計62.0%(302名)が一定の評価をした一方、「あまり行われていない」28.7%(140名)、「全く行われていない」9.2%(45名)と合計38.0%(185名)が対策の不足を感じていることがわかりました。
勤務先で実施されている暑さ対策を教えてください
「勤務先で実施されている暑さ対策」を尋ねたところ、「ファン付き作業服」42.5%(207名)が最多となり、「飲料支給」38.4%(187名)、「塩分補給品支給」38.4%(187名)、「休憩時間増加」31.8%(155名)と続きました。一方、「暑さ手当(現金支給)」はわずか4.7%(23名)にとどまり、実施されている対策の中で最下位という結果になりました。

勤務先に最も期待する暑さ対策は何ですか
「勤務先に最も期待する暑さ対策は何ですか」と尋ねたところ、「暑さ手当(現金支給)」が22.2%(108名)で1位となり、「ファン付き作業服支給」15.8%(77名)、「工事時期の見直し」15.2%(74名)を上回りました。実施率の最も低い対策が、現場からは最も期待されているというギャップが浮き彫りになりました。

まとめ
今回の調査から、建設業界では猛暑が作業効率の低下や体調不良、さらには工期や納期の遅れ、人材確保・定着にも影響を及ぼしている実態が明らかになりました。また、企業側が実施している暑さ対策と、現場で働く方々が本当に求めている対策との間には大きなギャップがあることも浮き彫りになっています。
こうした課題を解決するためには、企業が一方的に対策を進めるだけでなく、現場の声を継続的に収集し、ニーズを正確に把握することが重要です。
あさかわシステムズが提供している「管兵衛」では、アンケート機能を活用して協力会社や現場担当者の意見をオンラインで収集できるため、現場の実態や要望をタイムリーに把握できます。また、お知らせ配信や情報共有も一元化できるため、協力会社とのコミュニケーションを円滑にし、現場と企業の認識のズレを減らすことにもつながります。
猛暑対策はもちろん、働きやすい現場づくりや人材定着のためにも、現場の声を見える化し、迅速に改善へつなげる仕組みづくりが今後ますます重要になるでしょう。
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参考 回答者属性
勤務環境

性別

年代

建設現場で働く方の 38.4%が、暑さで最も影響を受けるものに「体力」を挙げた。
出典:X Mile 株式会社 「建設現場作業員 487 名・暑さ対策調査」









