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ウッドショックはいつまで続くのか、起きている原因など分かりやすく解説

ウッドショックはいつまで続くのか、起きている原因など分かりやすく解説
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ウッドショックとは木材価格の高騰を指す言葉であり、特に住宅業界に大きな打撃を与えています。この記事では、ウッドショックが起きている原因や、ウッドショックはいつまで続くのか解説します。

1.ウッドショックとは

ウッドショックとは、世界的な木材価格の高騰を指す言葉であり、1970年代の原油価格上昇で起こった社会現象「オイルショック」になぞらえて使用されていることが特徴です。

実は、ウッドショックが発生したのは今回が初めてではありません。1990年代には、森林伐採に関する規制が強化されたことから、アメリカを中心として木材の供給が不足して、第一次ウッドショックが起こっています。その後、2008年のリーマンショックが起こる前の好景気の最中、急激な住宅建設の需要増に伴って、第二次ウッドショックが発生したのです。

そして、2021年に突入して発生したウッドショックでは、木材の輸入価格の高騰が顕著で、2021年3月以降は稀に見る価格上昇が起こりました。特に、日本国内における木材の自給率は約4割と高くはないため、住宅業界への打撃は大きいとされているのです。

2.ウッドショックが起きている原因

それでは、2021年からウッドショックが起きている原因とは一体どのようなものなのでしょうか。主な理由として、以下の3点が挙げられます。

・アメリカにおける新築住宅の需要増
・中国における木材の需要増
・インターネット通販の隆盛によるコンテナ不足

まず、アメリカの新築住宅の需要が増加した背景には、新型コロナウイルス感染症が世界的に流行したことが理由として挙げられます。アメリカでは、新型コロナウイルス感染症の流行で落ち込んだ経済を支えるために、劇的な低金利政策・財政出動が行われました。その結果、郊外に新築住宅を建てたり、住宅のリフォームを行ったりする国民が急激に増えたのです。

また、著しい経済成長を遂げる中国では、産業用の丸太の消費量が増加しています。中国国内の生産が追いつかないことから、産業用丸太の輸入量は2010年から2019年の約10年で1.7倍ほどに増えているのです。

さらに、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い巣ごもり消費が増え、インターネット通販が世界的な隆盛を迎えました。その結果、通販商品を運搬するためのコンテナ不足が起こり、木材の消費に拍車がかかったとされています。

このような世界的情勢が理由となり、ウッドショックは現在も続いています。

3.ウッドショックはいつまで続くのか

世界規模で打撃を与えているウッドショックがいつまで続くのか、気になる方も多いかもしれません。断定はできませんが、2022年以降も木材価格の高騰が続く可能性は高いと予想されます。

上記でご紹介したように、アメリカ・中国などの大国で木材が需要増となったことや、世界的に隆盛したインターネット通販のコンテナ需要増など、ウッドショックが起きている原因は複数あります。

また、2022年2月にはロシアが隣国ウクライナに対して軍事侵攻を開始しました。各国がロシアに対して経済制裁を行った影響により、木材価格の高騰に拍車がかかる恐れもあります。なぜなら、ロシアは世界有数の森林大国であり、世界全体の木材輸出量のうち21%もの割合を占めているためです。

もちろん、今後の世界情勢次第では好転する可能性もありますが、ウッドショックについては決して楽観視できないのが現状だと言えるでしょう。

4.まとめ

世界的に続くウッドショックとは木材価格の高騰を指す言葉であり、特に住宅業界に大きな打撃を与えています。その原因として、アメリカや中国などの大国で木材需要が大きく増加したことが挙げられるでしょう。

また、世界的な木材の産地であるロシアが軍事侵攻を続ける中、各国が経済制裁を加えたことも今後のウッドショックに影響を及ぼす可能性があります。2022年以降もウッドショックが続く恐れはあるため、日々のニュースなどをこまめにチェックして、今後の見通しを探ることが大切です。

 
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